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落語版『源氏物語』 瀬戸内寂聴/訳 「源氏物語」より

落語版「源氏物語」ちらし

2008年10月30日(木)〜11月3日(月・祝)

落語のフィルターを通して、平安朝のめくるめく雅の世界を翻案し、笑い倒し、と同時に、光源氏をめぐる女たちの恋の哀切をも描き出します。当代実力派の人気花形噺家5名による独演会形式の特別連続公演です。

10月30日(木) 14:00開演/19:00開演 出演:立川談春 『柏木』
10月31日(金) 19:00開演 出演:柳家喬太郎 『空蝉』
11月1日(土) 18:30開演 出演:橘家文左衛門 『明石』 
11月2日(日) 14:00開演 出演:入船亭扇辰 『葵』 
11月3日(月・祝) 13:30開演/17:30開演 出演:三遊亭歌之介 『末摘花』
料金:3,500円(全席指定・税込) ※5日間通し券16,000円(5公演17,500円のところ 東京音協のみ取り扱い)
チケット発売日:7月10日(木)

お囃子:恩田えり 社中 脚色:出演者×本田久作(柏木・明石・葵) 

10月30日=立川談春 ●「柏木」(かしわぎ)
39歳の光源氏に女三の宮が降嫁するが、あまりの幼さに源氏はがっかり。一方、柏木は、その女三の宮に猛烈な片思い。夫・源氏の留守に忍び込み、女三の宮は懐妊、柏木の文まで源氏にばれてしまう。
平安朝→江戸時代、宮中→太棹三味線の家元世界と、話の舞台を大胆に翻案した「柏木」に、人気絶頂の実力派、談春が挑みます。光源氏が検校!という意外な設定から、一途な柏木の恋路を描き出します。

10月31日=柳家喬太郎 ●「空蝉」(うつせみ)
17歳の光源氏は、方違えに出向いた邸で、伊予の介の若い後妻、空蝉に出会い、手篭めに。その後つれない空蝉に、源氏はかえってのめりこみ、今一度、思いを果たそうとするものの、薄衣の小袿を残して逃げられてしまう。源氏は小袿を手に彼女の残り香を懐かしむ。
新作落語は言うにおよばず、古典落語でも圓朝作品の長編に挑むなど、ストーリテラーとしての才能も発揮している喬太郎が、若き人妻の微妙な女心を描き出します。

11月1日=橘家文左衛門 ●「明石」(あかし)
朧月夜との不倫が発覚し、26歳の源氏は須磨へ都落ち。源氏の夢に故帝が現れ、須磨を立ち去るように促すと、偶然にも明石の入道が船で源氏を迎えに現れる。源氏は明石の姫と結ばれ、姫は子を授かるが、源氏は都に呼び戻され、嘆く親子を置いて、華々しく都に返り咲く。
豪放な語り口で、「天災」「らくだ」など、ニンにあった古典落語を手がけ、また噺家の芝居・鹿芝居をプロデュースする多才な文左衛門が、明石の変わり者・明石の入道や、桐壺帝の夢のお告げなど、ダイナミックな展開をどう料理するのか、期待が高まります。

11月2日=入船亭扇辰 ●「葵」(あおい)
年上の高貴な六条の御息所(みやすどころ)の元へ通う17歳の光源氏は、その道すがら、素性を明かさない女―夕顔と出逢う。ふたりは愛し合うが、女は頓死。五年後、身重の正妻・葵の上に御息所は、生き霊となってとり憑く。
古典落語の情景を描き出す手腕、そしてなにより「鰍沢」や「幾代餅」「夢の酒」など、女性の妖艶さも可憐さも怖ろしさも見事に表現する扇辰が、「源氏物語」のメインとなる女性たち、六条の御息所、夕顔、葵の上の3人をスリリングに演じわけます。

11月3日=三遊亭歌之介 ●「末摘花」(すえつむはな)
18歳の源氏は、姫君がひっそりと暮らしているという情報を得て、逢いに行く。しかし、姫はうぶでぎこちなく、野暮。おまけに初めて目にした姫の顔は、鼻が異様に長く垂れ下がり、鼻先が末摘花(紅花)のように真っ赤。宮家の零落に同情し、かえって見捨てられなくなった源氏は、姫の世話を続ける。
師匠・圓歌の芸風を受け継いだ漫談調の新作落語で、客席の爆笑をかっさらう歌之介が、「源氏物語」でお馴染みの滑稽譚を歌之介流爆笑落語にアレンジ、「源氏物語」を超えるユーモアで展開します。  

お問合せ:東京音協 03-3201-8116

立川談春

柳家喬太郎

橘家文左衛門

入船亭扇辰

三遊亭歌之介


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